付加価値を考える1行_015

安慶名紀昭

2012年01月30日 18:15

付加価値を考える1行_015

「必要悪を独自の魅力に変える」


※商品を販売するにあたって、どうしても必要になってくるものがあります。梱包するたの梱包材やレジ袋、発泡スチロールなどの衝撃緩衝材、保冷材や保温材もこれにあたります。通常、こういうものはいかにコスト削減するかというところに注力しますが、そこにこだわりや付加価値を付けることで、商品力をアップさせる知恵です。

ネット通販で日保ちしない食べ物を送るさいには不可欠な保冷材にこだわった会社がある。
秋田を代表する料理の「きりたんぽ鍋」をネット通販している佐田商店、ここはこの保冷材を自然水を袋にいれて冷凍したものを保冷材の代わりにして詰め合わせている。

一般の保冷材には付加価値能力は無いが、佐田商店の保冷材は日本百名山と日本百景のひとつにも選ばれた鳥海山の自然水を凍らせているのである!
水道水で作るよりも、自然水、しかも食材地元のおいしい自然水ならばあたかも地元で料理されたかのような味に感じるはずである。
コスト発想からは絶対に得られない気づきがそこにはあったはず!


(あまのじゃくに、素直になってみる。必要悪は最高の見方かも!)



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