付加価値を考える1行_002
「スペックや数値に本質的な価値は無い」
結構ショッキングな事を断言していると思う。いいものを提供しているば売れる、前回のものより数値はいいのだから売れる、これっ当たり前にやってきたことだよね。そこに価値が無い、本質的には。
例えば、主婦に「排気量1000ccの車と5000ccの車、どちらが良い車ですか?」と尋ねてみる。
1000ccよりは5000ccの車の方が馬力はあるし、たぶん高級感たっぷりのエグゼクティブなイメージかめっちゃくちゃスポーティな車であろう。車好きの男ならまよわず5000ccを指差すが、買い物程度に車を使う主婦にとってはそんな事より燃費等の経済性やとりましの良さを重視するから1000ccを指差すだろう。
本質的な付加価値というものは案外見失いやすいのかもしれない。

(間違ったらだめだべ〜)