日清のカップヌードルには、ふたつの放送中止になったCMがあるのをご存じだろうか?
そのうちのひとつは、視聴者から「素晴らしいCMなのになぜ?」という声があがっているのだ。
いったいどんなCMだったのか?
ROCKET NEWS 24 より
http://rocketnews24.com/2012/04/09/201103/
このCMは、少年の目線で砂地を進むカメラアングルからはじまる。
さらに進んで金網の柵を抜けると、息をのむほど美しい海が広がっていた。
しかし、カメラが少年の全身を映すアングルにかわると、少年がライフルを持っていることがわかった。
そう、少年は「とある国の少年兵」だったのだ。
じっと海を見つめる少年は、何か深く考えるかのような目と表情をしている。
そこに妹と思われる少女がやってきて、ふたりは笑顔に。
次のシーンでは、少年から完全にシビアな表情が消えており、幸せそうな顔でカップヌードルを食べている。
「子どもに銃を持たせるなんて不謹慎では?」や「少年兵の存在を肯定しているのではないか?」というクレームが寄せられ、
放送をとりやめることになったという。
しかし、このCMを観た多数の人たちは以下のような感想を寄せている。
・カップヌードル 少年編を観た視聴者たちの感想
「宣伝のみではない日清のCMには脱帽します」
「これが放送出来なくなったのは、制作者の意図が理解できないアホ?が多いからだろ」
「クレーマーはCMの表面しか見れずに本当の意味が分からない心の?貧しい人なんだろうな」
「CMの意図も分からない奴が評論家みたいなポリシーもっ?てクレームするわけ無い。要するにただの馬鹿」
「目の前にきれいな海が広がっているのに、子供が銃を持たされ、そ?して見張りをさせられてる?」
「常に時代とか社会に逆らうべき。このCMをもう一度みんなに見て欲しい」
http://youtu.be/fvVATPyofaM
いろいろと賛否両論があって放送が取りやめになったこのCMだが、皆さんは、このCMを観てどのように感じただろうか?
日清は、CMの最後に「世界には30万人以上の少年兵が存在している。
僕たちは何ができるのだろうか?」というメッセージを視聴者に送っている。