あげなカンパニー株式会社のオフィシャルBlogです。 筆者は代表取締役の安慶名紀昭です。 あげなカンパニーの現状報告や、代表の頭の中を開示するようなBlogになるだろうなあって感じです。
一度、「嫌い」というレッテルがはられてしまうと、脳はその情報に関して積極的に働かなくなります。
脳のA10神経という部分が情報にレッテルを貼ります。一度「嫌だ」と口にすると、「嫌な情報」とレッテルが貼られ、その情報について頭が回らなくなってしまうのです。
脳の働きを悪くしないためにもネガティブな言葉は使わない
「やらされている」「いやだ」と思うと、脳は、その情報に積極的に働かなります。だから、「自分で選んで〜をやっている」と考え、主体性をもって取り組みましょう。
目標は低めにする
目標が大きすぎて達成できないと、脳はやる気を失ってしまいます。大きな目標は、小さな目標に分解すれば達成しやすくなるでしょう。たとえば、「TOEIC800をとる」という大目標を→「毎日、15分英語のCDを聞く」という小さな目標に分解して下さい。
達成感を得ると、ドーパミンが分泌され、快感を感じ、意欲が湧く
小さな目標でも、目標を達成すると、ドーパミンが分泌され、やる気が生まれます。また、脳のやる気をつかさどる報酬系という部分も活性化します。つまり、やる気を出すためには、すぐクリアできる小さな目標を次々こなしていくことが大事です。
エクササイズをして育てたマウスは、そうでないマウスに比べて、記憶に関係する海馬部分の細胞の体積が15%も重かった。
運動をすると、脳に血液がまわり、脳細胞の成長剤であるBDNFという神経物質が分泌され、脳の能力、特に記憶力・学習能力が底上げされます。
30分のジョギングを週に2,3回、それを12週間続けると遂行能力が向上することが確認された
毎日運動をする必要はありません。週3回、一回30分で良いのです。いくら忙しい人でも、このくらいの時間ならつくれるでしょう。
腹がすいているときの方が記憶力が高いことが科学的に証明されています。
空腹状態というのは、生物にとっては危機的な状態です。食べ物を手に入れ危機的な状態を解決するために、脳はその働きを鋭利にします。だから、ある程度の空腹状態を保った方が、頭の回転、特に集中力や記憶力が良くなります。
空腹時にグレリンというホルモンが放出される。グレリンが放出されると報酬系が活性化し、意欲が増す
報酬系というのは、脳のモチベーションをつかさどる部分です。空腹状態だと、グレリンというホルモンが「頑張らないと、やばいよ!」と脳に指令を出し、脳にやる気を出させます。
咀嚼をすると、大脳・小脳の血流が上昇し脳を活性化する
こめかみを刺激することで、脳の血流が上昇します。また、よく噛むことは、満腹中枢を刺激するので、食べる量が減り、自然なダイエットができるようになります。
(食後)2時間後にFGFという成長因子の量がピークを迎え、記憶力や集中力も高まる
FGF(繊維芽細胞成長因子)は脳の学習力を向上させることがわかっています。食後2時間後は、記憶力・集中力の黄金タイムです。大切な仕事をこの時間帯に入れると、はかどります。
「マンネリ化」は脳には毒なのだ。新鮮な気持ちを忘れてしまっては、もう脳は活性化しない。
物事がマンネリ化すると、集中力ややる気を生み出す「ドーパミンニューロン」が活性化しなくなり、モチベーションが出なくなってしまいます。意図的に新しい取り組みを毎日の中に取り入れましょう。
最低6時間、出来れば7時間半寝ることを心がける
脳は睡眠中に、起きている間に得た情報を整理しています。十分な睡眠をとることで、脳をチューニングし、パフォーマンスを保てるのです。ちなみに、健康な30歳でも寝不足(睡眠時間4時間)が6日間続くと、脳の能力は60歳と同程度まで低下することもわかっています。これが回復するのに、睡眠を正常化しても1週間かかります。
NASAの研究から、26分間の昼寝をすると、パイロットの能力が34%以上も向上することがわかった。
十分な睡眠時間をとることが難しければ、15分〜の昼寝をしましょう。努力ゼロで、あなたの認知能力や判断能力、言語能力を引き上げてくれます。