あげなカンパニー株式会社のオフィシャルBlogです。 筆者は代表取締役の安慶名紀昭です。 あげなカンパニーの現状報告や、代表の頭の中を開示するようなBlogになるだろうなあって感じです。
いい商品は売れない。
売れるから、いい商品なのです。
いいものだと思っているから、売れないのです。
それは商品にフォーカスし過ぎてしまうってこと。
思考や発信が、商品に集中し過ぎてしまうんです。
そこには顧客が不在になっている。
どんなにいい商品だって、お客さまがそれを認めなければ、なんの価値もないってことです。
「視点」を変えることです。
これからは、商品にフォーカスしないことです。
それがエクスマ。エクスぺリエンス・マーケティングなのです。
エクスペリエンス・マーケティングの基本。
体験を売る。
「モノ」 ←→ 「コト(事)」
「ライフ」 ←→ 「ライフスタイル」
「スペック」 ←→ 「意味」
モノではなくてコト(事)を売る。
ライフではなくてライフスタイルを売る。
スペックではなくて意味を売る。
商品が良ければ売れるかというと、そうじゃないということ。
どんなにこだわった商品でも、それだけでは売れない。
どんなに材料にこだわっても、どんなに手間暇かけていても、それだけでは売れない。
それはもしかすると、ひとりよがりかもしれません。
スペックだけでは売れないのです。
そうじゃなくて、その商品を買う意味は何か? ということを考えることです。
ボクは、観光ホテルや温泉ホテルの仕事を多くしています。
いいホテルは特に、どうしても、サービスとか料理の良さ、部屋の良さで売ろうとしてしまう。
確かに料理も素晴らしいし、部屋もいい、温泉もいい。
だからそれから発想してしまうんです。
「露天風呂が付いています」とか、「源泉の露天風呂が付いています」とか、そういうことばかり発信してしまいます。
でも、そんなことに頼っていると、「別におたくじゃなくてもいいから」という話になっちゃう。
勘違いしているところが多い。
ボクのお客さんや塾生さんの中にも温泉旅館や観光ホテルはいっぱいいますが、そうじゃないところでちゃんと価値を伝えていかなきゃいけない。
スペックから発想してはいけない、モノから発想してはいけない、ということ。
モノからではなく、それを買う意味から発想しなければいけないわけです。
モノを売るのではなく体験を売るという視点を持ちましょう。
これは視点(ものごとの見方・考え方)を変えることですから、誰でもカンタンにできるし、明日からでもすぐにできます。
モノを売るのではなく体験を売る発想を持ちましょう。
頭の中の問題だから、誰でもカンタンに変えられるし、すぐにできること。
でも、やるとやらないとでは、その後の結果が大きく違ってきます。