我々のような印刷プリント業者に求められていることは
小ロットの印刷物への対応や、バリアブル出力を利用した高性能な印刷物の提案だろう。
ただ単にデータを作成したり受け取ったりし、それをデジタル印刷を行うだけでは
発注企業側としては限りなく付加価値は低い、要するにどこでもいいという状態なのである。
web to Print という考え方を導入していくと、発注元とのコミュニケーションや製作の自動化
が行われるから、「成功事例」としてよく見せてもらっている。
さらに、「追い刷り」や「封入」という作業を入れることによって「ハイブリッド印刷」という
従来の印刷のオフと今からの印刷であるデジタルの長所を兼ね備えた製作方法もある。
このような先端技術を取り入れることはとても意義深い、それは発注元にとって
魅力的な選択のための付加価値となるだろう。
しかし、そこに末端の顧客満足・エンドユーザーリレーションシップ
つまり、最後に小口現金を支払う一般のお客様の笑顔はあるのだろうか?
それを考えると、今までの古いビジネスモデルの中で暗中模索してきた
先代たちの二の前になってやしないか?と常に自問自答してします。
最後の
お客様の笑顔は、印刷という技術を使ってどう作り出せるのか?
幸せを作り提供するために、どのような技術革新が必要なのか?
各々の印刷業者や複写業者が考えるべき部分であるが
そこを抜かしての設備投資や、資源確保は「これからの成長産業」としての資格は
無いのかもしれない。

(考えるのもたいへんだにゃ〜)
Have a Good day !
Do not forget your smile !
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